植物性油脂一覧表(16)

日本語油脂名


Persimmon seed oil

 果実 / 花

学名 : Diospyros virginiana L.(カキノキ科)

種子
北米
(研究段階で)香料、化粧品

種子重量の3%がオイルです(石油エーテルで抽出)そのうち、80.24%は不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノール酸が占める。
オイルの特徴はゴマ油のような半乾性油で、赤茶色の色、ムスクのような香りとオリーブオイルのような味です。

Petroleum nut oil

 果実 / 花

学名 : Pittosporum resiniferum Hemsl.(トベラ科)

ナッツ
フィリピン
バイオ燃料

香料の成分である α-ピネン(38%)、ミルセン(40%)また、石油や灯油に含まれる可燃性、揮発性のノナン(3%)やヘプタン(5%)が含まれる。

Pili nut oil

 果実 / ナッツ

学名 : Canarium ovatum Engl.(カンラン科)

ナッツ
東南アジア、パプアニューギニア、オーストラリア北部
お菓子

オレイン酸が44.4-59.6%、パルミチン酸が32.6-38.2%あり、ココアバターの代替になる。

Pine nut oil, Cedar nut oil

 果実 / 種子

学名 : Pinus pinaster Aiton(マツ科)
INCI : PINUS PINASTER SEED OIL
CAS# : 999999-99-4
学名 : Pinus koraiensis Siebold & Zucc.(マツ科)
INCI : PINUS KORAIENSIS SEED OIL
CAS# : 94266-48-5
学名 : Pinus sibirica Du Tour(マツ科)
INCI : PINUS SIBIRICA SEED OIL

種子
ヨーロッパ、米国、シベリア、韓国 他
食用、医薬品、化粧品
P.pinaster-エモリエント、ヘアーコンディショニング、スキンコンディショニング、皮膚保護剤
P.koraiensis-香料、スキンコンディショニング
P.sibirica-ヘアーコンディショニング、スキンコンディショニング

ヨーロッパとアメリカの松の品種は、料理の目的のために大部分が使われているが、シベリアの松(ロシア、モンゴル、カザフスタンで栽培)や韓国の松(中国や北朝鮮で主に栽培)は、ピノレン酸の含有量が最も高く抗酸化力もあるので医薬用途に使われている。

Pistachio oil

 果実 / 花

学名 : Pistacia vera L.(ウルシ科)
INCI : PISTACIA VERA SEED OIL
CAS# : 90082-81-8

種子
イラン、アメリカ、トルコ、シリアなど
料理
スキンコンディショニング

オレイン酸が56-70%と多く含む。また、フィトステロール(スティグマステロール)も含まれている。

Pomegranate seed oil

 果実 / 花

学名 : Punica granatum L.(ミソハギ科)
INCI : PUNICA GRANATUM SEED OIL
CAS# : 84961-57-9

種子
現代イランの地域に由来
サプリメント、化粧品
エモリエント

ザクロ種子油の特徴として、プニカ酸(別名、エレオステアリン酸-共役リノレン酸)を65.3%含む。
抗酸化力は緑茶や赤ワインより高い。

Poppyseed oil

 花 / 果実

学名 : Papaver somniferum L.(ケシ科)
INCI : PAPAVER SOMNIFERUM SEED OIL
CAS# : 84650-40-8

種子
フランス、ドイツ
食用、塗料、石鹸、医薬品、キャリアオイル
エモリエント

高リノール酸のオイルですが、オレイン酸、パルミチン酸も含まれているため、紅花油よりも安定している。
γ-トコフェロールが100g中に30.9㎎も含まれている。

Pracaxi oil, Pracachy oil

 豆 / 花

学名 : Pentaclethra macroloba (Willd.) Kuntze(マメ科)
INCI : PENTACLETHRA MACROLOBA SEED OIL

種子
アマゾン地域
化粧品、医薬品
エモリエント

オレイン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸が豊富で、医薬としてアマゾンの住民によって使われています。