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ロマン派音楽 | William Henry Squire (ウィリアム ヘンリー スクワイヤー ) |
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1871年 8月 8日? - 1963年 3月 17日(91歳没) | ||
出身地 : イギリス、ロス・オン・ワイ / 死没 : イギリス、ロンドン | ||
作曲家兼チェリストである。彼が書いた曲には、Danse Rustique(田舎の踊り) 、Bouree(ブーレ)、Tarantella(タランテラ)、Humoresque(ユーモレスク)などがある。 スクワイアーはロス・オン・ワイで生まれ、作曲家としてと同じくらいチェリストとして有名だった。 サウス・デヴォンのキングズブリッジ・グラマースクールで教育を受けた後、1884年に英国王立音楽大学の財団奨学生となり、そこでチェロをエドワード・ハウエルに、作曲をパリーとスタンフォードに学んだ。 1890年、セント・ジェームズ・ホールでロンドンにデビューした。1894年から1897年にかけてコヴェント・ガーデン・オーケストラ、1897年から1901年にかけてクイーンズ・ホール・オーケストラで演奏し、また、ソリストとして、特にクララ・バットとともに広くツアーを行った。1908年にはドンカスターに来て、彼自身の編曲によるショパンとオッフェンバックを演奏した。 スクワイアーは1898 年から1917年まで英国王立音楽大学(RCM)で、また1911年から1917年までギルドホール(音楽演劇)学校で教えた。また、1926年から1953年まで上演権協会にかかわった。 1941年、エクセター大聖堂で、彼にとって最後の公開コンサートに出演した。彼はロンドンで91才で亡くなった。 スクワイアーは1つのチェロ・コンチェルト、2つのオペレッタ、いくつかのオーケストラ作品を書いた。器楽用の小曲はほとんどがチェロとピアノ用(ただし、Slumber Song(スランバー・ソング)はバイオリン用、Sylvania(シルヴァニア)はピアノソロ用、Calma de Mare(カルマ・デ・マーレ)はマンドリン用)である。最も人気のある作品はDanseOrientale(ダンス・オリエンターレ)、Harlequinade(ハーレキネイド)、Consolation(慰め)、Larghetto in D(ニ調のラルゲット)、Madrigal in G(ト調のマドリガル)、L'Adieu(別れ)、 Bourree(ブーレ)、Danse Rustique(田舎の踊り)、Gavotte(ガヴォット)、Minuet(メヌエット)、Old Swedish Air(古きスウェーデンの旋律)、"Palm Court" Priere(「パーム・コート」の祈り)、Tzig-Tzig(ツィグ・ツィグ。名手のチャルダーシュ)、Tarantella in D minor(ニ短調のタランテラ)、さまざま民謡の編曲である。 フォーレの「チェロとピアノのためのSicilienne(シシリエンヌ)の編曲」作品78はスクワイアーにささげられたものである。 Wikipediaより |
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